失敗学

2009年3月26日 TCG全般コメント (2)

失敗から学ぼう。他人の振り見て我が振りなおせ。
という訳で失敗デッキでも上げていこうかなーなんて。

きっと誰もが一度は考えてみる「あるある」なデッキレシピが多いと思います。

「Counter Kithkin」
// Lands　25

// Creatures
4 《運命の大立者/Figure of Destiny》
4 《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》
4 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
4 《皺だらけの主/Wizened Cenn》

// Spells
3 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
4 《流刑への道/Path to Exile》
4 《幽体の行列/Spectral Procession》
4 《否認/Negate》
4 《霊魂放逐/Remove Soul》l

まずはカウンターキスキン。

■脳内構築
とにかく環境が重くなってるからカウンター強いんじゃね？
1T重鎮、2T皺だらけやメドウグレイン、後はカウンターしてれば勝てるじゃん。
まぁ最初は結構そう思うんです。さすが脳内構築。
とりあえず序盤のクロックを最大にして、キスキンのブン回りの部分も削りたくないから行列→アジャニは残して・・・

当然、毎回そんな回りをするはずもなく。てかそれが出来たらフェアリー使うわ！
バレバレですけどフェアリーの下位互換なんですよね。

■失敗談

・マナベースが不安定
実は最初は《謎めいた命令/Cryptic Command》も入ってました。最強カウンターだからとりあえず4枚突っ込んどけ、みたいな。
でもこれだけ多色ランドがある今の環境でもWWW出した後UUU1とか出ない。いやUUUでなくはないけど出るようにしちゃうとタップイン大量で1マナのクロックが生かせない。

フェアリーは部族ランドあり、BBの呪文とかなし。改めてマナベース観点での強さを思い知る。

・3マナのクリーチャーが強い
今の環境ってロウクスやらキッチンやら突撃隊やら（行列もね）3マナのクリーチャーがめちゃくちゃ強い。
それに対して1～2マナのクロックが真正面から戦っても勝てないからどうしてもカウンターを構えるか、補助をするしかないんです。
そうなるとクロックを十分に用意できなくてダメージ足りない。みたいな。

・コントロールモードがない
フェアリーや赤白ヒバリがキスキンとかドランに対してやる「コントロールモード（造語」
キスキンの場合すべてをテンポに当ててるのでカードパワーが低く、序盤にクロックがないときにコントロールモードが出来ない。
コントロールモードが出来ないから初手依存度が相当高くなっちゃってマリガンが多くなっちゃう。
それとわかってたことですけど《風立ての高地/Windbrisk Heights》が生かせません。行列からぐらいしかめくれないし、めくっても弱いカードしか入ってないし。

■少しは気持ちよかったことも
やっぱり脳内の動きの「重鎮→ババア→あとカウンター」見たいなのは強かったです。カウンターが噛み合いさえすれば。
前述の相手のクリーチャーが強いぶんを後から対処できる《流刑への道/Path to Exile》は最強でした。でもそれって最初から入ってるカードやん。
あ、ババアがいつもより少しだけ生き残りやすいかも。

■結論。
結局強い部分は「キスキン」の部分なんですよね。むしろ本家より流弾にゲロよわ。
ラスなんてカウンターするより返しで《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》でも出せばいいんです。
むしろカウンターとか入れちゃってる分後引きが弱くて泣きそうです。
WotCに踊らされてるとはいえキスキンはよーできてるなー

良い子はフェアリーかキスキンを使いましょう。